NuKit は新しいコマンドを追加する際に、オプションをいくつか必要とします。コマンドとは、ランチャの入力欄に入力する短い単語のことです。コマンドに続き指定する必要があるオプションが、 コマンドの種類を決める “タイプ” です。
NuKit のコマンドにはタイプが 5 種類あります:
検索、
URL を開く、
アプリケーションを起動、
システムアクション、
実行。
検索は Google 他のさまざまな検索エンジンへ簡単にアクセスする手段を提供します。検索コマンドを新たに追加する場合、 あらかじめ組み込まれている検索エンジンの一覧から検索を行うエンジンを選択して、コマンド欄にコマンド名を入力します。
URL を開く を使えばお気に入りのウェブサイトへ簡単にアクセスすることができます。ウェブサイトを直接開くようにも、簡単なテンプレートを使って開くようにもコマンドを割り当てることができます。
テンプレートは、URLの一部を実行時に指定するようなウェブサイトを開く場合に有効です。
$ はランチャでコマンド名に続いて入力される URL の一部を置換します。URL テンプレート http://google.com/search?q=$ をコマンド「g」に割り当てた場合、「g 単語」とランチャに入力すると、 http://google.com/search?q=単語 が開きます。
例: 「wiki 深海魚」と入力すると、http://ja.wikipedia.org/wiki/深海魚 を開きます。
アプリケーションを起動を使うと、アプリケーションに別名をつけることができます。例: Launcher は「サファリ」と入力しても、Safari を起動しませんが、 そのように別名を割り当てることで起動することができるようになります。
システムアクションコマンドタイプを使えば、「スクリーンセーバーを起動」や「確認せずに再起動」といったシステムアクションを即座に実行することができます。
実行は、ターミナル.app を起動せずにシェルコマンドを実行します。シェルコマンドなら何でも NuKit で短い別名を割り当てることができます。例えば、Mac OS X コマンド 「say」 のコマンドライン形式をご存じでしたら、「シェルコマンドまたはテンプレート」欄に「/usr/bin/say $」と入力して設定してみて下さい。 それから 「say blah」 とランチャに入力すれば、say コマンドを実行することができます。よくわからない場合は、このコマンドライプは使用しないで下さい!